目の疲れはデスクワークやスマホ画面の小さなモニターの見過ぎなどで、ますます疲れやすくなっていますよね~・・。
そんな辛い目の疲れに効果的なセルフケアの方法を4つお伝えいたします!
単純に目の周辺を押すだけでなく、きちんと目の周辺の血流を良くするためのコツというものがあります。それをシェアしますので、あなたもこの方法を使って大切な目をケアしてあげてくださいね。
Contents
目の疲れのセルフケア その1「眉毛ストレッチ」
これはけっこう知られていないのですが、臨床で実際に使用するとけっこう喜ばれます。
1.両指を眉毛に当てる。
2.当てた両指を、額にむかって上向きに伸ばし続ける。 3.じんわりと伸びている感覚が得られたら、そのまま20~30秒ほどキープ。 |
いかがでしょうか?
目の奥の方が伸びてきて、終わったら目がすっきりして開けやすくありませんか?
目が疲れるとき、眉毛は下向きに縮んでいく。だからこそ、上に伸ばしてバランスを取る。
細かい文字やモニターを見ようとすると、どんどん額が硬くなって眉毛も縮んでいく感覚ってありませんか?
それもそのはず、細かい文字を見ようと目を酷使すると、目の周辺の「眼輪筋」が目を中心に向かって縮んでいきがちです。
ですので、目を酷使していくとどんどん縮む一方ですので、仕事の合間に眉毛を上向きに伸ばしてあげるなど、目の疲れで縮む方向とは逆にバランスを取る様に伸ばしてあげることによって、目の疲れを軽減させ、目が開けやすくなります。
またこうした目のストレッチのメリットとしては、伸ばし続けることによって通常では届かない、奥の方の目の疲れにまで届き、そこから伸ばすことが出来ます。
そのため人によってはかなりの爽快感を得られる場合もあるので、個人的にもかなりおススメな方法の一つです☆
目の疲れのセルフケア その2「側頭部ストレッチ」
基本的にはさきほどの眉毛ストレッチと仕組みは一緒です。
1.両手を頭の側頭部に添える。
2.両手を側頭部に添えたら、そのまま上向きに伸ばし続ける。 3.気持ちよさが感じるくらい伸びてきたら、そのまま20~30秒ほどキープ。 |
いかがでしょうか?
けっこう側頭部も気持ちよくありませんか?
目の疲れは、目のこめかみから伝わって側頭部も固まりやすくなる。
けっこう意外に思われるかもしれませんが、目のこめかみから伝わって側頭部も固まりやすくなり、そのまま耳や顎関節などが硬直し、筋膜を通じて首や肩も固まってくるケースが良くあります。
その際、側頭部も耳側に詰まる様に固まっていきますので、その逆の方向に伸ばしてバランスを取ることによって、耳や顎関節、周辺の筋膜への影響をプラス化し、目だけでなく首や肩にもいい影響を及ぼすことができます。
けっこう目からくる肩こりも多いんですよね~^^;
そういった慢性的な目の疲れなども、側頭部を上向きに伸ばしてストレッチすることで詰まっていた部位に隙間ができ、その部分の血流がよくなるので頭痛が緩和することも少なくありません。
頭痛がひどいときなど、かなりおススメの方法の一つです☆
目の疲れのセルフケア その3「目元のストレッチ」
これも基本はその1と一緒です。
1.目元に指をあてる。
2.今度は目元から口元に向かって下向きに伸ばし続ける。 3.気持ちよく伸びてきたら、そのまま20~30秒ほどキープ。 |
これも眼輪筋という筋肉の特徴を利用したストレッチで、目を包む様に丸く囲んでいる筋肉なので下側から目に向かって縮んで疲れていきます。
ですので今度は眉毛側とは逆に、口元に向かって伸ばすことによって眼輪筋全体が広がり、目の圧迫が減って目の疲れが軽減しやすくなります。
つまり、目の周辺は上下で異なる筋肉の動きがあり、一つの境界線というものがあるんですね。
そういった頭・顔の特徴を知ることによって、効率よく目の周辺の筋肉をゆるますことが出来るようになり、ハードワークによってひどくなる、あの辛い頭痛からも何とか自力で対処できるようになれます。
ただし、やはり自力では限度というものがありますので、どうしても辛い場合は人の手を借りて癒されたいですよね~・・。
そんな時はお近くのリラクゼーションサロンを利用するなど、信頼できるお店やスタッフさんに助けてもらうことをおススメします☆
やっぱり人間ですから、自力には限界がありますからね^^;
目の疲れのセルフケア その4「首掴みストレッチ」
これは首の前側にある「胸鎖乳突筋」という筋肉を掴んで、そのまま引っ張るアプローチです。
1.どちらかの首の前側の大きな筋肉をさわる。
2.その大きな筋肉の耳に近い方を親指と人差し指でわしづかみする。 2.それをそのまま、前の方に引っ張って伸ばす。 |
いかがでしょうか?
ツボにはまると、頭が「キーン!」と鈍痛があるかと思います。
これはトリガーポイントと言いまして、神経的につながりがあるポイントで、この「胸鎖乳突筋」の上の方に、頭全体の神経に直結しているポイントがあるんです。
そのポイントを掴んで伸ばしてあげると、神経を通して頭全体に刺激が走り、それによって根深い慢性頭痛をゆるめる様な作用があります。
私はこのテクニックに一回ハマって一気に2時間くらいやったことがあったのですが、さすがにやりすぎてリンパが腫れてしまいました(笑)
15分くらいであれば全く問題ありませんので、程よい時間で行いましょう☆
おまけ。目や神経疲れにおススメのセルフケア「耳裏くるくるほぐし」
目のセルフケア3選。いかがだったでしょうか?
どれも私が実際に試して効果があったもので、かつお客様にも実践して反応があったものだけをピックアップしています。
ですので、あなたの疲れた目にも効果がある可能性が高いかと思われますので、ぜひこの機会にご活用してみてください☆
さいごに、おまけでとっておきのセルフケアをシェアしたいと思います!
その名も「耳裏くるくるほぐし」!!
「耳裏くるくるほぐし」は疲れた神経をゆるめ、眠気をさそう必殺テクニック!
これは本当にソフトなアプローチで人によって反応は個人差があるものではあります。
ですが、ハマる方は「すごく眠くなる・・。」と副交感神経優位になっていき、とろける様な気持ちにさせられるテクニックになります。
1.両耳の後ろ側を指数本で赤ちゃんの肌にふれるように、優しくソフトタッチ。
2.耳の下から上まで、耳の裏側を上下移動しながらくるくる回していく |
これだけです。
この場所にゆっくりソフトタッチすると「じわじわ~」と微細な反応があり、とろける様な感覚が生じます。(個人差はありますが)
私のお客様はこのアプローチが大好きで、いつも施術の仕上げはこれで締めています。
彼氏さんにもやってあげているみたいで、その方も「すごく眠くなる。。」と絶賛しているそうです。
かと思えば、ここの感覚があまり感じられない方には全然何も感じられず、ただ触れているくらいで気持ち良くもなんともないそうです。
このアプローチは、どちらかという感性が元々豊かで、アーティスティックな繊細系の方との相性がいい様に感じています。
ですので、あなたがもしもそういった感性豊かで逆に神経的に疲れやすいタイプでしたら、きっとこのアプローチは疲れた神経を癒し、リラックスできるかと思われるのでおススメです☆
その他、目の疲れや神経をゆるめるのに効果的なアプローチは横隔膜を活性化させて深い呼吸ができるようにすることですが、お腹の深部、丹田をきちんと活性化させることで首の緊張をゆるめ、間接的に目の疲れ、負担を減らすこともできます。
もしもあなたがもっと本質的なアプローチに興味があれば、この丹田の知識を知るに越したことはないと思います。
このブログ、おススメですのでこちらも是非チェックしてみてくださいね!
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